こんにちは!ブラックローズ買取担当スタッフです。
本日はお売りいただいた商品の中から、BLCD『にいちゃん』のご紹介をさせていただきます!

BLを飛び越えたトリッキーな恋物語

『にいちゃん』は、ストーリー構成、画力共に洗練された才能を持つ人気作家・はらだ先生の描くBL作品。
『やたもも』や『カラーレシピ』など、他にも有名な作品がたくさんありますよね♪

今回ご紹介させていただく『にいちゃん』は、はらだ先生の作品の中でも特にシリアスで、異質な雰囲気を醸し出している作品となっております。

『にいちゃん』

かつて、近所のにいちゃんに手を出され、現場を母親に見られてしまったゆい。
それを境に、いつも遊び相手になってくれていたにいちゃんは姿を消し、親からは過保護なまでの監視を受けるようになってしまった。
あれから時が経ち、にいちゃんを忘れられないゆいは、ある日あてもなく街を徘徊し、そして、ついに再会の日が来る——。
しかし、久しぶりに会ったにいちゃんは、昔のような優しいにいちゃんではなくなっていて……。

痛々しく、切なさもあり、ゾッとさせられるストーリー!
話が進むうちに、はじめは疎ましくさえ思っていた「にいちゃん」の境遇を体感している状態になり、あれよあれよと作品に引き込まれていってしまいます。

道徳教材のようでもあり、BLを飛び越えたヒューマンドラマのような仕上がりとなっている本作。
最後まで魅了される展開に、目が離せません……!

BLCD『にいちゃん』の魅力

そんな『にいちゃん』が音声化したBLCDが、2017年8月にフィフスアベニューより発売されました!
モダンな雰囲気のジャケットが魅力的で、それだけでも手にとってしまいそうな商品ですね♪

声優をつとめるのは、斉藤壮馬さん(ゆい役)と加藤将之さん(景役)のお2人。

加藤さんにとっては、本作が初のメインBL作品となっているとのこと!
しかし、そんな加藤さんの空気が凍りつくような演技とキャラに似合った厚みのある低音ボイスは、BL作品が初めてだとは感じさせないプロの技が光っております!

さらに斉藤さん演じるゆいの、耽美でどこか陰のある声との掛け合いは『にいちゃん』の世界観をよりリアルに表現しているのではないでしょうか。

難しく交錯する感情をお2人とも見事に演じ切っており、すでに完璧な原作をよりパワーアップさせている点が、なんとも素晴らしいです……!
非の打ち所がない秀逸なキャスティングですね♪

「ふつうってなに?」
「まともってなに?」
「これはいけないこと……?」

本作品のテーマでもあるこの台詞。

マイノリティや人間関係を深く考えさせられるストーリーなので、原作未読の方・BLに興味がない方にも是非聴いていただきたい作品となっております!

そして巻末には、キャストさんのフリートークも収録♪
ディープな本編から一転した雰囲気で、難しい役どころに関しての感想が聞ける点も嬉しいですよね。

そんな魅力たっぷりのBLCDをお売りいただき、誠にありがとうございました!

BLCDの買取なら当店にお任せを!

ブラックローズではBLCD『にいちゃん』をはじめ、はらだ先生のBL作品やその他BLCD・ゲーム・DVDなど、BL関連商品の買取を随時行っております。

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「あ、この作品持ってる!」という方、高値で買取が可能な今がチャンスです♪

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